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本を買い、若き日のカストロを見つめ、手紙を書く。

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2011年2月27日と28日について。
しかしただの日記である。
あしからず。

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# by shiina-kr | 2011-02-28 00:00 | diary

席毛島から黄海を見つめる。

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2011年2月25日、
一人で日帰り旅行に行って来たことについて。

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# by shiina-kr | 2011-02-26 00:30 | trip

三人部屋に住む。

三人部屋に住む。_e0236946_21533646.jpg




写真は高麗大学の正面入り口から撮った。
とにかくここの大学は大きくて広い。

続きは、ルームメイトのことや留学生のことについて。
プラス、寮の部屋の写真を掲載した。

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# by shiina-kr | 2011-02-25 00:00 | life

It’s our time just now!!!

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「留学したい」が「留学する」に変化した時期のことを
私はハッキリと覚えている。

忘れもしない2009年2月。
モロッコのタンジェという港町の高台から、
シブラルタル海峡の先にあるヨーロッパ大陸を見た時である。

自分が今この瞬間、アフリカ大陸にいて、
ジブラルタルの風を受けながら、この視線の先に、
はっきりとヨーロッパ大陸があるという事実に
体中の血液が逆流するぐらいの興奮を覚えた。
そして同時に、
「世界は、ここに、存在しているんだ」と確かめることができた。

自明のことだが、モロッコとスペインはジブラルタル海峡を挟んで位置している。
しかし、それを地図で確認するのと、実際に行って見て確認するのとは、全く違う。
そこに国があること、海があって大陸があるということ、を体全体で理解できる経験は
何にも代えがたい。
だから、その瞬間、海外で勉強しようと決意した。
この目で耳で鼻で、体すべてで、日本にいてはできないようなことを理解したいと思ったのだ。

留学先の国は韓国。
半導体産業(DRAM)で日本に勝った国。

試験に受かり、
留学が決まったのは大学院2年生の夏だった。
試験を受ける前はとにかく、がむしゃらであった。
絶対に私が行くんだ、という思いで1年半かけて準備してきた。
日々の授業の予習復習や修士論文の作成、語学は学部の授業も取った。
留学費を貯める為に、服や化粧品は一切買わなくなった。
そしてようやく掴んだチャンス。
努力は報われた。

がしかしである。

留学が決まった瞬間、深い深い暗闇の中に落ちてしまったのか
と思うぐらい、悩み始め、自問自答の日々が始まった。

本当に、この留学は私のためになるのか。
私はこの留学で何を得るのか。
留学して何をしたいのか。
自分は攻めて生きているつもりでも、
本当は留学することで逃げているんじゃないかと思う夜さえあった。

自分の未来が見えなかった。
自分の道を切り開く勇気がなくなっていった。

考えても考えても、
どうしようもないぐらい不安で仕方がなかった。


そんな時、一筋の光が見えた。


それは2年間ずっと受けていたエコノミストの先生の授業がきっかけである。
私は、この先生から、新聞の読み方から今の日本経済の現状を見るために必要なことを
細かく教えてもらった。
そのおかげで、毎日新聞やニュースを舐めるようにチェックするようになり、
今、起こっている政治経済や国際問題について興味を持つことのおもしろさに目覚めていった。
不景気の今、経済の勉強できる学生であることに誇りを持った。

毎日、毎日、4紙の新聞を読み、
週刊紙やニュースをかかさずチェックした。

まず、国際社会における日本の存在力低下を改めて感じた。
そしてショックを受けた。
「日本はアジアで一番という意識をまず捨てろ」という新聞の一文に心が張り裂けそうだった。
(もちろんその記事は今でもきちんと保管しているが。)
そのショックを客観的にみたとき、自分は「日本人」なんだと感じることができた。
そして、私が生きているうちに日本がどうなっていくのかに強い好奇心を持つようになった。

米中首脳会談では、胡錦濤国家主席のパフォーマンスが
中国人の若者たちを考慮しいたとの新聞記事を読んで、驚いた。
あんな大きな国にとっても今の若者が脅威になるのかと思った。
若者という視点で国を見ることに興味を持つようになった。



つまり、私は新聞から、自分の視点や本当に興味あることを得ることができた。
世界中で起きていることの中から、本当に自分の好奇心が向いたことに対して、
物事がわかったように予断するのではなく、
独自に考え、色んな価値観を自分の体験にしようと思うようになったのであった。


その時、一筋の光が見えた。
その光が、私と留学を1つの線に繋げてくれたのである。


私は、韓国に渡った。


留学でしたいこと、色んなことを考えている。
そして実際に行動し始めている。
上手くいくかはわからない。
自信もあるわけではない。
今年26歳、若くはない。


でも私はやってみようと思う。
大げさに聞こえるかもしれないが、
日本の社会、韓国の社会、東アジアの社会に、
貢献できるように、留学生活を送る。

日本から少し離れたところで、
日本がたしかにそこに存在していることを確かめようと思う。


最後に…
私がここで頑張れるのは、家族はもちろんのこと、
日本で同じように頑張っている友人たちがいるからだ。
悩み、考え、前向きに生きる友人たちに、ずっと励まされてきた。
そんな思いを込めて、この題名をつけた。

It's our times just now!!!

今、まさに、私たちの時代だ。

※写真はタンジェの高台からとった写真。
目の前に広がる海はジブラルタル海峡。
先には、うっすらとスペインがみえる。

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# by shiina-kr | 2011-02-21 00:00 | at first

自己紹介

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名前はshiina
都内の大学院に在籍
2011年2月から韓国の高麗大学大学院に派遣留学。

趣味はカメラ。
愛用機はニコンD40
レンズはもっぱら単焦点。

欲しいものは、世界で起こっている出来事を
自分独自の視点でみることができる能力。
そして、それを魅力的に伝えることができる能力。


2011年2月15日
留学直前、まだ片付かない自分の部屋にて。

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# by shiina-kr | 2011-02-15 00:00 | at first